こんなことがありました!

2020年11月の記事一覧

セカンドスクール(最終日)

 5年生のセカンドスクールも最終日となりました。

 最終日は、図画工作の授業で「竹とんぼ作り」に挑戦したり、国語の授業で手紙の書き方を学習し、実際にセカンドスクールでお世話になった方へのお礼を書いたり、家族への手紙としてセカンドスクールの思い出を書いたりしました。また、退所式では、児童一人一人が所長様より堂々とした立派な姿でセカンドスクール修了証書をいただくことができました。セカンドスクールを通して、体験活動から学んだ内容はもちろんですが、仲間を思いやる大切さや仲間と力を合わせて何かに取り組む素晴らしさ、自分を支えてくれるたくさんの人の存在など、本当にたくさんのことを学ぶことができたと思います。セカンドスクールをやり遂げた5年生の姿が、いつにも増してたくましく見えました。

 4日間、お世話になりました自然の家の皆様、大学生ボランティアのお二人にあらためて感謝申し上げます。ありがとうございました。

セカンドスクール(3日目)

 セカンドスクールも3日目となりました。3日目は、家庭科の学習「ごはんとみそ汁」と図画工作の学習「焼き板」について学習し、その調理実習や作品制作に挑みました。

 午前中の家庭科では、実際にガスや薪でご飯を炊いて、その他にもカレーや味噌汁をみんなで協力して作ることができました。子ども達の手際が良く、予定していたよりも早く完成させることができ素晴らしかったです。その後、感想を述べ合いながらみんなでおいしくいただきました。午後の図画工作での焼き板作りも、みんなで楽しく制作に取り組むことができ、子ども一人一人の個性が表現された作品を完成させることができました。

 

セカンドスクール(2日目)

 セカンドスクール2日は、理科の学習「流れる水と土地」と社会の学習「私たちの生活と森林」について、体験や観察を通して学びました。

 午前中に行った理科の学習では、実際に流れる川を観察しながら、流水による浸食・運搬・堆積のはたらきを学ぶことができました。午後の社会の授業では、最初に森林のはたらきや森林資源の利用について学習した後、「紙すき体験」を通して資源の有効活用について詳しく知ることができました。

セカンドスクール(1日目)

 今週、24日(火)から国立那須甲子青少年自然の家でのセカンドスクールがはじまりました。5年生8名が参加します。昼間の「スクールタイム」では、体験活動を通した学習をたくさん行います。また、夕方からの「なすかしの森タイム」では、所員の方やボランティアの方の指導のもと、自然の家での仲間との集団生活を経験し、互いの絆を深めます。5年生にとっては、ワクワクドキドキの行事です。

 1日目の朝、大きな荷物を持って登校する5年生の表情を見ていると、どの子もワクワクした気持ちがよく伝わってきました。この日は、入所式を終えると体育と家庭科の授業を行いました。スコアオリエンテーリングや味噌汁のだしについての学習など、子ども達は色々な体験を通して学ぶことができたようです。この日の夜は、仲間と一緒に食事をしたり、お風呂に入ったりして、楽しく過ごすことができたようです。

星の王子さま ~芸術鑑賞教室の実施~ 

 今週水曜日に、文化庁「文化芸術による子供育成総合事業」を活用して芸術鑑賞教室を行いました。今年の芸術鑑賞教室では、東京演劇集団「風」の皆様にご指導をいただきながら、子ども達も一緒に「星の王子さま」の演劇に挑戦しました。

 そのための準備として、先月末に一度劇団の方と子ども達でワークショップを実施して子ども達が演じる歌や動きを練習し、その後も子ども達は毎日一生懸命に練習して本番に臨みました。本番当日は、体育館に子ども達も目を丸くするような立派な舞台装置が設置され、天井にもたくさんの照明機器が設置され、とても緊張する雰囲気でしたが、劇団の方も驚くほどの素晴らしい演技で「星の王子さま」の舞台に花を添え、大成功させることができました。

 子ども達は、プロの迫力ある演劇に驚き、そのすごさを感じただけでなく、「星の王子さま」の演劇鑑賞をとおして、「ものごとを心で見ることの大切さ」や「一番大切なもの、かんじんなことは目には見えないんだ」ということに気づくことができました。そして、「星の王子さま」の舞台を劇団の皆さんと自分たちが一緒に作り上げた感動も得ることができました。いつまでも子ども達一人一人の心に残るすばらしい演劇鑑賞教室ができたことをとてもうれしく思います。ご指導いただきました東京演劇集団「風」の皆様、子ども達に素敵な夢や希望と大きな感動をプレゼントしてくださり本当にありがとうございました。子ども達は、今日も「星の王子さま」で演じたあの歌を口ずさんでいます。