23日、令和元年度「卒業証書授与式」が行われました。現在心配されている新型コロナウイルス感染防止の対応として規模縮小・式次第の変更をし、例年行っている卒業生と在校生の「よびかけ」を行わず、卒業生代表が「川谷小学校で学んだこと」、在校生代表が「お別れの言葉」を述べる形をとりました。
在校生代表の新井俐奈さんは、卒業生との別れを惜しみながらも、「私達が川谷小学校を引き継ぎ、みんなが心を一つにする すばらしい小学校にしていきます。」と、卒業生からの『リーダー』という大役を引き継いでいく決意を伝えました。
卒業生代表の嶋田渚さんは、「学年一人の生活を過ごしていた自分が、次第に人数が増えていった学級の生活を通して、『人を受け入れる気持ち』について考え、悩み、そして自分自身を成長させてくれた」と、小学校生活を振り返るとともに、お世話になった家族や地域の皆様への感謝の気持ちを伝えました。
例年と異なる環境の中で開催をした卒業証書授与式となりましたが、6年生最後の立派な姿を、在校生が別れを惜しみながら見送ることができ、心に残る卒業式となりました。
今回の卒業証書授与式をもちまして、令和元年度の教育活動のすべてを終えることができました。保護者・地域の皆様の学校教育活動へのご理解と多大なるご協力をいただきまして、誠にありがとうございました。
3月4日からの臨時休業に伴い、本校では、児童館へ訪問して子どもたちへの
学習指導や健康観察、各家庭への家庭訪問を行い、子どもたちの状況把握に努めて参りました。おかげさまで、本校の子どもたちは、全員元気に生活をしております。
過日、福島県教育長メッセージが各校へ寄せられましたので、皆様のお目通しをよろしくお願いいたします。
県教育長メッセージ.pdf
3日、「6年生を送る会」が開催されました。
各学年からは、感謝の気持ちを込めた発表が披露されたり感謝の手紙などが手渡されたりと、学校のリーダーとして頑張ってきた6年生のために、全校生の気持ちが伝えられました。
6年生は、発表の様子を見ながら涙ぐんだり、下級生へのお礼の言葉の途中で言葉に詰まらせたりする様子が見られ、長い間一緒に生活してきた下級生達の気持ちをしっかりと受け止めてくれたようでした。
また、会の中では、鼓笛移杖式も行われ、6年生の主指揮から新しい主指揮への移杖が行われました。
新メンバーによる演奏も披露されたので、来年度の活動に向けた準備も整い、6年生は安心して卒業を迎えることができそうです。
本日4日から、コロナウイルス感染拡大防止対応として「村立小・中学校一斉臨時休校」となるため、全員が一緒に活動できた最後の一日は、とても思い出深い一日となりました。
2月28日、1・2年生、まつのき学級の子どもたちが森林環境学習の一環として、那須平成の森へ冬の森探検に出かけました。今年は暖冬の影響で川谷地区の降雪も少なかったのですが、那須平成の森も同様だったそうで、活動が心配されたのですが、前日の雪のおかげで新雪の中での活動となりました。
子どもたちは、「かんじき」のようなスノーシューという履き物を履いて
冬の森を探検し、動物の爪痕やキツツキが開けた穴などを興味津々に観察することができました。また、指導員の方のアドバイスを受け、イノシシになったつもりで雪の下のドングリを探したり、シカになったつもりで雪の上で寝転んだりして楽しい冬の森の体験活動をすることができました。
21日、5・6年生が「コミュタン福島」へ見学学習に行きました。
「コミュタン福島」は、放射線や福島の環境問題を身近な視点から学習し、理解を深めるための施設です。放射線や福島の環境に関する展示を見たり、360度のシアターを見たりするだけでなく、今回は、放射線の測定体験をすることにより「放射線は身近なもの」ということを学ぶことができました。
また、東日本大震災当時、まだ小さかった5・6年生にとっても、原子力発電所の事故からの経過や復興の様子を知ることができ、大切な学習の機会となりました。
19日、今年度最後となる授業参観「川谷っ子発表会」と「なわとび記録会」が行われました。
午前中に開催した「なわとび記録会」では、これまで練習してきた技の回数を増やしたり、目標にした時間を跳び続けたりと、真剣に、そして一生懸命に跳ぶ子どもたちの姿が見られました。
また、縦割り班で挑戦した長縄「8の字跳び」では、多くの回数を跳ぼうと1~6年生が力を合わせて挑戦することができました。特に、初めて挑戦する1年生を高学年の子どもたちがしっかりとサポートしている姿は、とても素晴らしいものでした。
午後からの授業参観「川谷っ子発表会」では、今年度、各学年が生活科や総合的な学習の時間に取り組んだ「野菜作り」「まち探検」「職業体験」等の内容をまとめ、発表しました。
午前・午後どちらの活動も、子どもたちの成長の様子を保護者の皆様にお見せできたのではないでしょうか。
お忙しい中、多数の保護者の皆様にご参観いただきまして、ありがとうございました。


18日、「西郷村小中学校体育・文化成績優秀者表彰式」が行われました。
本校からは、昨年6月に開催された「第6回しらかわスナッグゴルフ大会」において優勝、7月開催の全国大会出場を果たしたスナッグゴルフチームの子どもたち6名が団体表彰、うち個人2名が個人表彰されました。
今回の受賞を励みに、来年度の大会に向けての決意を新たにした子どもたちでした。

5日、画家の やまなか ももこ さんを講師にお迎えし、絵本教室を行いました。
やまなかももこさんは、9月に本校体育館で上映会が行われた「奇跡の小学校の物語 ~この学校はなくさない~」とのタイアップ絵本の著者であり、そのことをご縁に今回来校していただきました。
やまなかさんには、絵本づくりに挑戦した1・2年、まつのき学級の子どもたちと一緒に、本校のシンボルツリーである「松の木」を主人公にした絵本の起承転結の構想を練っていただいたり、絵を描くポイントを教えていただいたりしました。そのおかげで、子どもたちは絵を描くことを楽しみながら、それぞれの思いを込めた絵本を完成させることができました。
2月4日、節分の翌日は立春です。暦の上では春のスタート。さらに今年は大吉で、「立春大吉」と縁起のよい日に合わせて、毎年飾る「ひな人形」が
お披露目されました。
ひな人形は、「子どもたちをケガや病気から守り、健やかに育ち幸せになって欲しい。」との願いを込めた日本の伝統文化になります。
学校のひな人形を初めて見た1年生達は、興味深く一人一人の表情を見ながら、「あかりをつけましょ ぼんぼりに~」と嬉しそうに歌を口ずさんでいました。
子どもたちの健やかな育ちを教職員一同願っております。