本日、廃品回収業者さんへ、段ボールや新聞紙、給食の牛乳パック等を渡しました。リサイクルの意義をしっかり理解しての活動の一つです。トラック1台分になりました。収益金は、児童会活動費として、全校生のために使われます。

「美文朗誦」の最後に「森鴎外作 短編小説『杯』」が掲載されています。原文どおりの全8ページあります。本日、6年生女児が、12分にわたり、私の前で朗々と唱え、見事一発合格を果たしました。廊下で見守る同級生から、やり遂げた瞬間、男女を問わず大きな拍手が沸き起こりました。素晴らしい努力の証です。おめでとうございます。

6年生にとって、「森鷗外の『杯』たった8ページの短編小説」は読んで考えて欲しい一小説です。
~森鷗外『杯』あらすじ~
12歳くらいの7人の少女が、大きな銀の杯を持って泉の水を飲みにやってきた。そこへ、青い目をした外国の少女が、小さな黒い杯を持ってやってくる。
7人の少女は、8人目の少女の、小さくて黒い杯を見て哀れみ、「そんなに小さな杯じゃ飲めないでしょうよ、銀の杯を貸しましょうか?」と問うと、8人目の少女は、こう言います。
「わたくしの杯は大きくはございません。それでもわたくしはわたくしの杯で戴きます」
つまり8人目の少女は「わたしはわたしの持っているものがあるから大丈夫」とその申し出を断るのです。
「美文朗誦」に掲載したこの小説で、卒業する6年生に伝えたいことも、まさにここなのではないでしょうか。
自分の生まれ持った「杯」は自分しか持っていないのだから、それを武器に戦うしかない。人の真似したり、持っていないものを羨んでも仕方がない、ということです。
この小説を読んで、私も勇気づけられます。自分が持っていない能力を沢山持っている人を、羨ましいと誰もが思うでしょう。意味がないこととわかっていながら、そういう感情って知らず知らずのうちに抱いてしまうと思うんです。
ですが「杯」を読み、たとえ人と違っていても、特別なものが何もなくても、自分が持っているものを愛し、活かして、生きていけばいいのだと気づかされます。
このように、意味がある『杯』です。どうか、卒業までに読んで欲しいですね。
今朝は-3℃でした。夕べの雪が今朝もうっすらと残る状態でした。本校の取り付け道路は、雪がうっすらと残る場所はありましたが、アイスバーンになっていなかったため、安全に集団登校ができました。

12月中旬となり、本校の通学路を走る車のスピードも速くなっているように感じます。また、横断歩道で渡ろうとしても中々停止いただけない場合もあります。そこで、本日、子どもたちへ、安全な登下校の仕方について、教頭先生より一斉指導、各担任より学年の発達段階に応じた指導をしました。

「車は急に止まれない!」だから、「飛び出しの絶無」「横断歩道で車の停止を確認してから渡る」など、意識新たにできるように今後とも取り組んで参ります。ご家庭におかれましても、朝の出がけに「気をつけて!」一声で注意喚起をお願いします。
本日の2校時終了後の休み時間は、高学年マラソンタイムでした。校庭1000周達成者が4名出ていますが、さらに続こうと高学年も頑張っています。

本日、6の2の「歯みがきチャンピオン大会」が開かれました。6年生は小学校生活最後の大会で、いつ来るのか、いつ来るのかと構えていたようです。最終審査まで残った子、残らなかった子に限らず、とても上手に磨けていて、チャンピオンを選出するのに大変苦慮しました。校長より、講評の際に「現在の美しい歯を中学校でも維持することが、自分の健康を維持することにつながるので、これからも日々の生活を大切にして行って欲しい。」と話しました。
◆大会の様子より◆



よりよい学校生活を送るために、5年生が国語科の授業で考えました。
5年生の国語科「よりよい学校生活のために」の単元では、お互いの考えをはっきりとさせながら計画的に話し合い、考えを広げたりまとめたりする学習に取り組んでいます。学校生活の中で日々気になっていた「トイレのスリッパの乱れを改めるためにどうすべきか」ということを国語科授業で話し合い、改善に向けて実践してみることにしました。

実践するにあたり、班ごとに実践場所を分担し、班長が校長室に実践計画を説明に訪れました。

各班は、学年の発達段階に応じたトイレの掲示も考えており、まずは実践してみて、その都度改善を加えていけるように取り組んで欲しい旨を伝えました。早速、実践です。1年生トイレの改善の模様です。頑張る5年生です。


今朝は、3℃でしたが、風が肌を刺すような冷たさがありました。そんな中、元気に登校です。校舎内は全館暖房が入っていますが、子どもたちは、雪が舞う中、朝のマラソン活動に、「美文朗誦」活動に、各個人個人が目標を持って取り組み始めています。
2学期も残すところ2週間となりました。かぜやインフルエンザに罹ること無く、新型コロナ感染にも細心の注意を払いながら日々を進めて参りたいと思います。ご協力をお願いします。