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ビオトープの今

7/9 木々も実をつけはじまりました

ビオトープでも、紫陽花の花がきれいに咲いています。

  

紫陽花には、赤系(薄赤、ピンク等)と青系(紫、青紫、バイオレット等)の2つに分類できますが、ビオトープに咲く花は、青系紫陽花です。おそらく土質が酸性が強いのでしょう。ご存じの方も多いことと思いますが、土の中に含まれるアルミニウムが土の影響を受けて溶け出した状態になるので、その溶け出したアルミニウムを紫陽花が養分と水分と一緒に根っこから吸収してしまうのです。アルミニウムは、花びらに含まれているアントシアニンと化学反応を起こして結合します。その結果、青い花が咲くのです。ビオトープでは、このような学びもできます。

  

プラム、ハナモモ、ヒメリンゴ、梅など、実をたくさんつけています。色々な学びができるビオトープです。

6/1 第1回自然観察園ボランティア委員会をひらきました。

本日、整備作業後に第1回自然観察園ボランティア委員会(通称:ビオトープ委員会)を整備されたビオトープで開催しました。平成12年のビオトープを設置した時からの皆さんはじめ、ビオトープへの熱い思いを持てご協力をいただいている皆さんが集まっている会です。会の中では、それぞれの委員さんからビオトープへの思いや今後の整備についてお話をいただきました。なお、武田PTA会長様はじめ本部役員、PTA学びの森委員会の松永委員長様、校長、教頭も同席して、お話をさせていただきました。今後とも、連携を保ちながら「三世代(祖父母、父母、そして、現在小学生の孫)が集えるビオトープになるように、学校でも教育を進めてまいります。

 

5/27 深緑となり、学びも森も・・・

緑が深くなり、花菖蒲の美しさが際立っています。特に、ビオトープの水際に咲く黄色い花菖蒲(キショウブ)は、緑の中に黄色が美しく見えます。また、ビオトープは、木陰が多く、今日のような暑さでも心地よい風を感じることができます。

  

5/24 ビオトープを身近で感じてもらうために。

全校生に、ビオトープをより身近で感じてもらうために児童会・ビオトープ委員会は、玄関ホールにピオトープの生き物や日々の活動様子の展示をしてくれています。5年生メダカの観察を本校では、ビオトープに生息する黒めだかで学ぶことができています。また、ウシガエルのオタマジャクシもおり、色々な発見を出来る場でもあります。日々の生活の中で、「学び」が展開されています

  

5/12 ビオトープも新緑に包まれて。

5月に入り、本校のビオトープを含む「学びの森」青葉がうっそうと茂り、新緑の季節を迎えました。4月とは大きく異なる自然の姿を見せてくれています。そんな中で、子どもたちは、活動を展開しています。

  

  

5/8 児童会委員会の活動紹介

   毎日、ビオトープ委員会の皆さんが当番で、ビオトープの様子や学びの森の観察を進めています。毎日、観察日誌が綴られています。このような活動の中で、子どもたち一人一人に「気づく眼」が育っています。

  

5/8 かわいいお客さんが。

 新緑が美しい、ビオトープ&学びの森を見学にかわいいお子さんが来校しました。学校見学にいらっしゃったついでにご覧頂きました。とても楽しそうでした。ご来校ありがとうございます。

5/8 サミットの意見を大切に、対応。

    過日行われた、ビオトープ・サミットの際に、児童会ビオトープ委員長よりお願いされた「丸太橋の不安定さ解消」のために、自然観察園ボランティア委員長:鈴木久雄さんが、来校され対応してくださいました。その際、木製テーブル、椅子に防腐剤も塗ってくださり、子ども達の学ぶ環境を整えてくださいました。ありがとうございます。

  

4/26 16:00~17:30 「第1回 ビオトープサミット」を終えて

 今年度初の試みである「ビオトープサミット」を開催しました。昨年度よりビオトープの有効利用が考えられ、「子どもも、大人も、先生も みんなが集う ビオトープ」になるように今回それぞれの立場での考えを出し合う会としました。本日は、児童会ビオトープ委員会代表:6年田村さん、保護者さん、PTAの学びの森委員会委員長:松永さん、副委員長:大高さん、そして、平成7年よりビオトープを守ってきて下さっている自然観察園ボランティア委員長:鈴木さん、PTA会長:武田さん、学校より、校長、教頭が出席しました。

 それぞれが、ビオトープへの想いや願いを語りました。はじめに児童会ビオトープ委員会の田村さんからは、「ビオトープの日々の観察の際、水温や水質等を計測している丸太橋が不安定なので改善して欲しい。」等の要望が出され、ボランティア委員長さんからすぐに修繕するとの即答をいただきました。また、今年度PTA各種委員会の一つとしてスタートをした学びの森委員会でも、ビオトープの楽しさを大人にも発信していきたい等の前向きなお話をいただきました。PTA会長さんからは、今年は、子どもが今までの活動の中で集めた様々な素材を活用して発信する年にしてはどうか等、学びの連続性を生むような活動の展開を提案いただきました。学校では、理科、生活科、総合的な学習の展開の場として「学びの連続性を生むような活動の場」にできるように、子どもへの意欲付け、先生方の意識、授業展開の質の向上等に努めていきたいと考えています。三世代が集い学べるビオトープを考えて進めて参ります。ご多忙の中、ご出席いただき、貴重なご意見をありがとうございました。

 

ビオトープにも春が・・。

 ビオトープの小川に水が流れました。とても勢いよく水が流れています。そんなビオトープ第1の池には、「水芭蕉」が咲き始めました。

  

 また、新たな発見をしました。あまり目にすることがない「リョウキンカ」も咲いていました。この花は、湿地に生える多年草で、黄色い花びらのように見えるのは、がく片で、花弁ではありません。貴重な植物を間近で見れる子どもたちはとても幸せです。学びがいっぱいかくれています。