学校運営協議会

学校運営協議会委員リレーコラムその6

第6回は、学校運営協議会委員 和知 恵子 様のコラムです。

「防災」を忘れずに

 去る11月1日に、4年生の防災教育の学びを参観させていただきました。那須甲子青少年自然の家の大塚先生より、防災について知る、住んでいる地域について知る、災害が起きた時の行動を試してみる等の話や模擬体験の指導がなされました。また、もし災害があった時に自分達にできることは何かということを、家族の中で話し合っておくのが大事であると話されていました。
 子ども達は、西郷村総合防災マップを見ながら西郷村にも以前大きな災害があったことを知りました。そして、グループに分かれて防災のためにどうしたらよいかと熱心に話し合いました。どこのグループからも「近所の人」というワードが出されていました。その中には、「近所の人と協力できるよう名前や顔を覚える」というものもあり、これは私たち大人から見本を示さなくてはと思わされました。
 今年は関東大震災から100年目の年で、当時のことの分析やそこから学ぶこと等が語られています。そのような中、これからの備えについて書かれた文章を読む機会があり、そこには「大きな地震等の後は避難所に暮らすことになるかも。それが長期化すれば『災害関連死』を生む恐れあり。そうならないために自宅で生活できるような準備が大事。自宅の耐震性アップ、水・食料・簡易トイレの備蓄、より進んでは自家発電機を」と書かれていました。やはり家ほど安心して暮らせる所はないですものね。
 私は豪雨で水たまりができただけでもあせるので、大災害が起きたらパニックになるだろうと想像します。あまり寒くならないうちに気になる家のメンテナンスや備蓄の点検を行い、防災を意識して暮らしたいと思います。