くまっこスクールライフ

大切な税金を学習「租税教室」

 6年生の社会科の学習で、租税教室を行いました。(2時間目に2組、3時間目に1組、4時間目に3組)
 講師は、昨年度に引き続き、白河法人会青年部の皆様にお願いしました。本校では、藤田元洋様と石川格子様が講師として来校し、税金についてご指導いただきました。
 授業の中では、大切なポイント(覚えてほしいこと)3つを具体的場面を例に挙げて教えていただきました。
 ①世の中にはたくさんの税がある。(所得税、消費税、県民税、村民税など約50種類)
 ②私達の生活には税金は必要である。
 ③税金は形を変えて帰ってくる。
 子ども達は、税金の学習により、大人になっても税金を払うことの大切さを実感しました。また、ジュラルミンケースから1億円の札束が出てきて、子ども達は実際に約10Kgの1億円の重さを体感しました。
 (ちなみに、税金で賄っている小学校の学費は、税金がなければ月あたり一人につき7万円かかるそうです。教科書の裏表紙には、国からの教科書無償提供が記載されています。)

 授業後、子ども達からは、「初めは税金は必要ないと思ったが、税金がないと自分達の生活が成り立たないことがわかったので、みんな税金を納めてほしい。」「税金は私達の生活や環境にも必要なことで、SDGsにとっても大事なことである。」「税金で無償提供された教科書を大切に使いたい。」などの感想がありました。
 今日の授業は、白河法人会の事務局の高崎様と稲川様も来校し、本日の授業のサポートをしていただきました。租税教室は、将来を担う子ども達にとって、税の大切さを学習することができる貴重な機会でした。本日ご指導いただいた白河法人会の皆様に、改めて感謝申し上げます。
 子ども達へのお土産(下敷き、ノート、シャープペン)もありがとうございました。