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青い目の人形(しらかわ演劇塾公演)

 本校には、1階の展示ケースに、青い目の人形(ベティちゃん)が展示されています。

 この人形は、「世界の平和は子どもから」のスローガンのもとに、昭和2年にアメリカから日本に届けられました。日本で英語教師をしていたギューリック博士が、日本の「ひな祭り」に風習から、「人形による親善大使」を思い付いたのでした。そして、海を渡った人形は福島県には323体分配され、西郷村は熊倉小1体だけという記録が残っています。

 その後、太平洋戦争が始まり、青い目の人形は敵国の人形として、葬られることとなりました。そんな中、善意の人に守られ生き残った人形達がいました。本校のベティちゃん人形もその一つです。

 しらかわ演劇塾様では、ベティちゃんから着想を得て書き下ろした、当時の国民学校を舞台にした物語をコミネスで公演します。

 今日の昼の放送で、子ども達に本校のベティちゃんについて紹介し、演劇があることも話しました。興味のある方は、授業参観の際に、1の2教室前にある展示コーナーと、廊下に掲示してあるポスター・ちらしをご覧ください、

 本校のベティちゃん人形は、演劇塾の公演の際に、コミネスに展示される予定です。