くまっこスクールライフ

社会教育主事講習会(生涯学習支援論)

 宇都宮大学で行われている「社会教育主事講習会」の様子です。7月後半は「生涯学習支援論」で、7月下旬の土日を利用して、栃木県をはじめ、福島県、岩手県、千葉県、埼玉県などの教員や行政関係者など約40名が受講しました。

 私も、前半の「社会教育経営論」に続き、宇都宮大学の若園先生のご指導で、後半の講義と演習に参加してきました。この講習は、すでに社会教育主事の資格を有している者が対象で、どの受講者もそれぞれの地域・行政・学校などの第一線で活躍している方ばかりでした。後半の講義の内容も、生涯学習における現状と社会教育・学校教育の役割を改めて理解することができ、これからの学校経営やコミュニティ・スクールの実践に役立てることができます。最終日は、写真のようなワークショップを班ごとに行い、地域課題と解決策等について協議を深めることができました。

 また、大学の先生や受講者同士のネットワークもできました。そして、栃木県で地域と学校の協働連携を長年推進している先生を本校にお呼びして、キャリア教育を含めた雅楽の授業により、地域づくり・人づくりについて考えていきたいと計画しています。この地域づくり・人づくりこそが、学校教育が地域と連携して進めていく大事な視点だと思います。

 今後も、このネットワークも活かしながら、様々な情報と広い視野で学校経営を進めていきたいと思います。