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子どもの命を守る(防犯教室)

 3時間目に防犯教室を実施しました。講師は、白河警察署西郷駐在所長の小沼様と白河警察署スクールサポーター(前西郷駐在所長)の草野様です。

 今回は、講堂入口から玄関に向かって不審者が侵入しようとした想定で、教職員で不審者に対応し、同時に各学級では担任の指示のもとに、教室で待機していました。

 不審者の対応のしかたは、白河警察署スクールサポーター(前西郷駐在所長)の草野様から実際にさすまたの使い方などをご指導いただきました。不審者に対峙した場合は、子どもが避難して警察が到着するまでの間、時間稼ぎをすることが大切であることを教えていただきました。

 終了後は、講堂に集まり全体会を行いました。

 白河警察署の皆様から、学校にいる間は先生の指示をよく聞いて行動すること、知らない車に声をかけられたときは近づかないこと(腕をつかまれる恐れがある)、そしてすぐに逃げて大人に知らせることのご指導をいただきました。そして、各家庭では防犯ブザーを点検することのお話もありました。

 また、被害に合わないため、次の4点についてもお話がありました。

①明るいところを帰る。できれば複数で帰る。

②家のあるところを歩く。 →何かあればすぐに通報する。

③周囲を気にしながら歩く。 →ゲームをしながらのよそ見は危ない。

④ふらふら遊びをしないで、まっすぐ家に帰る。

 

 防犯教室後には、警察署から子ども達の安全安心のため、特に次の点についてご指導がありました。

【学校に対して】

 ①学校に入ってきた方で、職員の指示に従わない場合は不審者として対応する。

 ②不審者の疑いがあるときは、すぐに警察に通報する。

 ③登下校は、ふざけないで一列にきちんと並ぶよう指導する。(班長の言うことを聞かず、勝手な行動をとると、友達も含めて大事故につながる)

 ④最近、スマホ・ゲーム等のトラブルが多いが、その場合はすぐに警察に相談する。

  (メディアコントロールは、家庭の責任であることを伝える。)

 

 【保護者の皆様に対して】

 ①子どもを迎えに来る場合は、反対車線で呼ばない。(子どもは安全確認せずに道路横断する)

 ②歩道の縁石に上がらない。(車道側にころぶと大変危険)

  →親が子どもの手を引いて縁石を歩かせる例があり、大変危険である。

 

 ③時間に余裕を持って通勤・通学する。

 

 以上、不審者対応、事故防止等に向けて、ご協力よろしくお願いします。

 

 なお、警察署から、ポリスメール登録の案内もありました。本校教員も登録して、警察署からの情報を子ども達への指導に役立ています。