こんなことがありました!

放射線教育

 東日本大震災と、それに伴う福島原子力発電所の事故から13年以上が経ちました。今の小学生は、全員がその後に生まれたことになりますが、福島県内全ての小学校で現在も「放射線教育」を実施しています。

  この教育は、福島に生まれ育った子ども達に「放射線について正しく理解させること」、「復興を目指す人々から強い思いを感じ取り、困難に負けず生きようとする態度を育成すること」、「 放射線から身を守り、健康で安全な生活を送ろうとする意欲と態度を育成すること」などをねらいとして行っています。

 本校では、理科専科の教員が専門的な知識を生かして各学級で「放射線教育」を行っており、先日はその授業を他の職員も参観しました。

 子ども達は、原子力発電所事故から13年経った福島の現状や放射線についての説明を聞いたり、放射線量測定器を使った実験を行ったりしながら様々なことを学びました。

 今回のような放射線教育を通して、風評被害に負けず、福島に生まれたことをずっと誇りに思う子ども達を育てていきたいと思っています。