こんなことがありました!

放射線教育の実践6年

地域と共に創る放射線教育の実践として6年生も授業を行いました。最初に鳥取大学の先生がスクリーンを使って、これまで勉強してきた放射線学習の復習も兼ねて説明をしました。鳥取の三朝温泉を様子も写真で示していただき、楽しく分かりやすい説明でした。そして、5年生のとき環境創造センター「コミュタンふくしま」で見た霧箱を使って、放射線の飛跡を観察しました。次に、西郷村保健福祉センター健康増進課の先生に、西郷村の取組について説明をしていただきました。子ども達が実際に行っている「ガラスバッジ」による外部被ばく検査や「ホールボディーカウンタ」による内部被ばく検査などがよく分かりました。2時間続きの後半は、「福島の食の風評について」考え議論しました。売店でお餅を買って食べたいと言っている子供に、その母親が「放射性物質がついているかもしれないからダメだよ。」と言っている状況に出会った場合、「どう伝えれば不安なく食べてもらえるか」というテーマです。子ども達は、ワークシートに自分の考えを書き、グループで議論しました。「福島県は食べ物を厳しく検査しているから安全ですので、安心して美味しく食べていただく事ができます。」など、しっかりとした意見が発表できました。