こんなことがありました!

平和学習「戦争体験講演会」

 今日の3・4時間目に、6年生を対象に西郷村PTA連絡協議会事業「戦争体験講演会」を実施しました。これは、平和学習の一環で、戦争体験の講話により、みんなで平和について考えていく学習です。講師は、衣山武秀先生で、本校にも戦争体験講演で、数年前にも何度か講演していただきました。

 はじめに、村PTAの事業のため、本校PTA会長の塩谷様からあいさつをいただきました。続いて、映像を使いながら、衣山先生の講演が始まりました。

 講演では、戦時中に衣山先生が育ったフィリピンでの様子や、小学生の時に飛行機を隠す網を作ったり、飛行場の離着陸の滑走路をローラで固めたりした様子をわかりやすく教えていただきました。

 また、フィリピンのジャングルの中での苦しく辛い生活の様子も教えていただきました。戦争が終わっても終わりではなく、たくさんの悲しみが残るものであること、そして、今も世界中のたくさんの人達が戦争で同じような思いをしていることのお話がありました。

 今日の講演会から子ども達は、「ジャングルの中で、必死な思いで生活していたことに驚いた。」「戦争は、終わってからも続いていることを聞いて、とても大変なことだと思った。」「昔は食料がなく、植物を採って食べたのを聞いて、今は何でも食べれて幸せだ。」「戦争を乗り越えて、必死に努力していてすごい。」「戦争はないと思っていたけれど、今は外国で戦争が起きていて、この世から戦争がなくなればいいと思った。」「今は平和ぼけしているが、この話を聞いて本当の平和について勉強できたような気がした。」などの感想がありました。

 衣山先生には、体験を通しての貴重なお話ありがとうございました。子ども達の心にも、平和について感じるものが多かったようでした。また、この講話を企画していただいた、村連Pの皆様にも厚く御礼申し上げます。