こんなことがありました!

第6学年 理科の授業 「理科好きな子どもに」

 6年生の理科の授業は、教頭先生が指導しています。

 教頭先生は、4月まで中学校で理科を指導していました。

 子ども達にとって理科の授業は、専門的な指導を受けることができる時間、中学校の授業の進め方に触れることができる大切な時間となっています。

 

 この時間は、唾液の働きについて学習していました。

 唾液に含まれる酵素(アミラーゼ)は、食べ物に含まれるでんぷんを分解し、胃で消化されやすい状態にします。

 このことを、ヨウ素液を使った実験をして学んでいました。

 デンプン(実際は片栗粉)に唾液を入れた試験管と唾液を入れない試験管では、ヨウ素液の色が全然違います。

 唾液を入れた試験管は、デンプンが分解されたことがよく分かります。

 

 

 実験結果と考察(実験して分かったこと)をしっかりとノートに書いています。

 これをしないと、「実験が楽しかった!」だけで終わってしまうことも…。

 実験して分かったこと、学んだことを言葉でまとめることがとても大切です。

 

 実験は、一人一実験です。

 一人一人が、実際に実験をします。

 自分が実際に実験をすることで、体験的に知識を身に付けていきます。

 

 

 こちらは、肺の働きを学んだ実験器具です。

 教頭先生手作りです。

 理科好きな子どもが育まれていることを、うれしく思います。