晴れ 天候に恵まれ、全員茶臼岳山頂に立ちました。

8月28日(金)、例年実施してきた「村内小学校合同宿泊学習」の1プログラムを実施しました。今年度は、ご周知のとおり新型コロナ感染症拡大防止の観点から、宿泊せずに、村内小学校6年生総勢180名の児童と20名の教職員による「合同茶臼岳登山」を計画し行いました。
プログラム企画校である川谷小学校、会計校:熊倉小学校の校長先生はじめ先生方、村教育委員会様にご苦労をおかけしましたが、村内小学校5校が連携し、充実したプロクラムを展開することができ、子どもたちの成長につながったと感じています。今回の実施は、子どもたちに茶臼岳の頂上に立つことによっての達成感を味わわせると共に、あと半年後には、中学校での生活が始まりますが、そんな中、村内の6年生同士が登山を通してコミュニケーションを図り、「友情」を育ませたいという願いもありました。学校紹介程度の交流でしたが、顔合わせできてよかったのではないかと感じています。

 

天候も心配されましたが、校長が「峠の茶屋」に6時20分時過ぎに集合した際には、白河まで見渡せる好天でした。最終8時の段階で登山指導をいただく高田様、菊地様、三村様3名が合流し、「天候に問題なし」の判断で実施となりました。

子どもたちが9時に集合し、トイレを済ませて、開会式では、各校の学校紹介が行われ、9時30分頃から登り始めました。この頃になると霧がかかり始め、涼しい状態でスムーズに歩みを進めることができました。

  

  

初登山の子がほとんどでしたが、会話を楽しみながら、登山客と挨拶を交わしながら、友達や先生から励ましの言葉をいただきながら、疲れて弱音を吐くこともありましたが、強い気持ちを持って頂上を目指しました。

 

 

 

  

自分の足で1915mの茶臼岳の頂に11時45分に立つことができました。今年度も村内5小学校180名全員が頂に立つことができ、苦しみを乗り越えての達成感、満足感、成就感などを味わうことができました。

 
頂上は風が多少強かったため、頂上より多少降りた地点で昼食を取りました。この頃になると山の天気も変化を見せ、徐々に晴れ上がってきました。

 

登山道や昼食をとった場所には、ウラジロダテ、マルバシモツケ、そして写真のシラネニンジンなどの高山植物を沢山みることができました。峠の茶屋から少し登ったところには、エゾリンドウも見ることができました。

天候が良くなった中を、汗をかきながら「峠の茶屋」まで誰一人ケガすること無く、全員無事に下山することができました。

   

  

結びに、本日講師をお務めいただきました、高田様、菊地様、三村様には、大変ご迷惑をおかけしましたが、無事に180名が登山をできるようにご配慮いただきましたことに改めて感謝申し上げます。ありがとうございました。