キラキラ 「アッ!鳴いている・・・、ぼくが行った時も鳴いていたんだよ。・・・」

今朝、1年生トイレの前での会話です。「アッ!鳴いている・・・、ぼくが行った時も鳴いていたんだよ。今朝は鳴いていなかったよね。スズムシは、鳴くんだね。・・・」こんなやり取りを、学級朝の会を終えて1時間目に入る前のトイレ休憩で、語り合っていました。何と興味関心の高い1年生なんだろうと感心しました。

 

次に、こんな会話もしました。

「校長先生、これ(カタツムリ)入れていいですか。」「どこで捕まえられたのかな?」「あそこの葉の上にいました。・・・」「どうぞ、飼育箱に入れてあげて・・・」

このような子どもたちが大活躍した話があります。7月末に、本校のホームページをご覧になられた、東北大学 東北アジア研究センターの方よりメールが届きました。その方は、本校ホームページのカタツムリの写真が目にとまり、メールをくださいました。このカタツムリは、「ミスジマイマイ」という種類で、関東南部や静岡県に広く生息しているそうですが、近年、関東北部や東北でも、見つかっており、東北の「ミスジマイマイ」がどこからやってきて、現在、どのように変化しているのかを研究しているそうです。そこで、本校に生息する「ミスジマイマイ」を東北大学大学院 生命科学研究科の研究室に送って欲しいとの依頼でした。夏休みが明けてから、事務主事:西條先生が、1年生、2年生に収集をお願いし、収集して沢山送ってあげました。後日、対応のお礼と今後「遺伝的な研究」に用いらせていただくとの連絡をいただきました。カタツムリつながりで大学の研究室とまでつながってしまいました。様々な生き物に興味を示す姿勢は大切です。今後も培っていきたいと思います。