お祝い お陰様で「卒業証書授与式」ができました。

いま終わる 一つのこと
いま越える 一つの山
風わたる 草原
ひびきあう 心の歌
桑の海 光る雲
人は続き 道は続く
遠い海 はるかな海
あすのぼる 山をみさだめ
いま終わる 一つのこと

 この詩は、教育者:斎藤喜博さんの詩「一つのこと」です。この詩は、教師と子どもが共に力を合わせ、汗を流し、辛く苦しいことにも耐え、目指す頂上に立つことができた業を称えた詩ですが、この詩のように、本日、令和元年度の頂点に立ちました。

 日清カップ県大会出場そして好記録、西白河地区小学校陸上競技大会は男子400mリレーでの第5位、男子100m第4位、その他にも好記録続出、感動をみんなで共有しました。日々の努力がいかに大切かを実感しました。地区感想文コンクールでの特選、数々の作文コンクール等での入賞もありました。また、6月には「道徳科授業研究会」での授業公開。その中で、「生き生きと自己表現する子どもの姿」をご覧いただきました。

 子どもたちも、先生方も地域、保護者の皆様のご協力、ご支援をいただき、数々の成果を残し、心の成長をとげ、教育活動においてたくさんの「感動」という名のドラマを演じてくれました。
 本校の子どもたちには、機会を与えれば、チャンスを生かそうとする気持ちがあるように感じます。プロゴルファー:宮本勝昌さんとのスナッグゴルフ&「夢を持とう」講演、世界最高峰「シルク・ドゥ・ソレイユ」アーティストNOBUさんによる「夢実現へのチャレンジ」講演、Naoロボットでのプログラミング学習、ステンドガラス風絵ものづくり体験教室等いずれの活動も、各学年の学習に深まりを生む「学び」であったと思っています。

 私たちも子どもたちとともに「感動」を味わうことを共有できたことをとても誇りに思うと同時に、感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。

 新型コロナウイルス感染拡大予防策として、臨時休業処置がとられましたが、先生方で、卒業生37名の晴れの門出を「有終の美」で飾れるように、校舎内外いたるところに思いのこもった準備がされ、本日を迎えました。
 そして、「最終楽章」エピローグ・卒業証書授与式を迎えました。それぞれが様々な思いを持って臨む式となりました。一人一人が主役である卒業生は、6年間の思いを持って歩み、凜々しい姿を見せてくれました。教育委員会、村部局、PTA会長様のご来賓の皆様、保護者の皆様にご臨席を賜り、卒業証書授与式を挙行できましたことに心より感謝いたします。