「学級ミーティング」から始めました。

新型コロナウイルス感染症拡大防止よる長期休業を経て不安を抱えた子どもたちが、学校生活を始めるに当たり、心を落ち着けて学習や活動に取り組めるようにするために、スクールカウンセラーの先生の指導、助言のもと、学級活動の時間に「学級ミーティング」を行いました。
この学級ミーティングでは、子どもたちに新型コロナウイルスを正しく理解してもらうため、藤田医科大病院(愛知県豊明市)の感染症科が、小学生向けに作られた「コロナウイルスってなんだろう?」の紙芝居を使って行いました。この紙芝居では、ウイルスが感染する仕組みや、高齢者や基礎疾患を持つ人がかかると重症になる恐れがあることなどが説明されています。感染を広げないよう、手洗いやせきエチケット、風邪をひいたら家で休むといった対策についても紹介されています。

    

学年の発達段階により内容は異なりましたが、体や心のリラクゼーションに始まり、体験の共感的共有、話し合いを通して、ピア・サポート(仲間同士の支えあい)の力を引出し、この事態をみんなで乗り越えて行こう、なるべく普段通りの学校生活をできるようしようなどの気持ちを育めるように実践しました。