キラキラ 子どもの健康を維持するために。色々な方向からアプローチをします!

今朝、校長の机の上にドン!と重ねられました。全校生分の「ピュアヘルスサポートファイル」です。明日、子どもたち一人一人に「体組成計」で測定されたデータを配付するものです。全てのデータを見せていただきました。後日の「学校だより」で本校の実態を公表していこうと思います。

さて、現在、福島県教育委員会で話題としている「肥満」人間の体は、主に筋肉・脂肪・水分・骨の4つで構成されています。体重計が示す体重とは、この4つを合計した重さのことです。医学的に「肥満」というのは、「脂肪」が体に付きすぎた状態のことですが、今までの体重計では筋肉による体重増加なのか、それとも脂肪による体重増加なのかわかりませんでした。そのため、今まで肥満傾向の指標として見ていた「肥満度」は、自分の体重を平均体重と比較して肥満かどうか判断していたため、脂肪による肥満かどうかを知ることができませんでした。
「肥満」かどうかは、体重ではなく体に付いた脂肪の割合(体脂肪率)で判断するのです。そのため、今回「体組成計」による測定で、正確な「肥満傾向」が分かるように対応しました。ファイル作りには、スクールサポートスタッフの先生と養護助教諭で頑張ってくださいました。明日の学校保健委員会の講演を栄養教諭の先生も聞いてくださる予定です。子どもに携わる皆が協力して、子どもの「健康」を考えます。

 

なお、詳細は、明日13時から講堂で実施する「学校保健委員会」で保護者の皆さんに、会津大学短期大学部幼児教育科:渡部琢也先生、足利短期大学こども学科 小野覚久先生が直接お話をします。渡部先生、小野先生のお話をもとに、お子さんが持ち帰るファイルを見ていただけると子どもの健康状態がよく理解できるのではないかと思います。多くの皆様にご出席いただけますようお願いします。