キラキラ 5年生セカンドスクールを終えて~「自然」の感じ方が変わったのか、ビオトープで自分を試す~

5年生は、先週3泊5日の「セカンドスクール」を終えました。様々な体験を積みながら、自分を大きく成長させることができたのではないかと感じています。2名の担任は、アンケートでは読み取れない「セカンドスクールで得たものがどれくらいあるのか」「どんなものを得ているのか」等、その一端を見てみようと16日(月)に本校の特色の一つでもある「ビオトープ」で自然観察体験を行いました。

  

 

行動では、今まで以上に積極的に自然との関わりを五感を通して行っている子がいました。活動中の子どもたちの「行動」や「つぶやき」「感想」からは、次のような変化が見られたそうです。記してみます。

●踏まれていない場所の落ち葉を踏んだ際の音が、みんなに踏まれている場所の音とは違った。●ナツツバキの木肌は「冷たい」他の木の木肌は「温かい」。(那須平成の森で経験したことを実行して感じたようです)●木の実の匂いを嗅ぐ子が多かった。●ビオトープは耳を澄ますと「風の音」しか聞こえなかった。那須平成の森では、「風の音」「野鳥の鳴き声」など色々な音が聞こえた。●今までビオトープで自然物に触れる子が多くなかったが、セカンドスクール後には、落ち葉に触れて表面と裏面で触り心地が違うことに気づいたり、木の肌にふれて温かさや冷たさを感じたりできる子が増えたように感じる。●木の実(どんぐりや栗)が落ちているので、ここにも野生動物が来るかもしれないと推測をたてる子もいた。(那須平成の森でインタープリターの先生から教えていただいたことをもとに考えたようです)、●木をきっくり返して、キノコが生えていることをみつけ、「湿り気が多い」ことに気づく子もいた。等々

担任が子どもと一緒に活動しながら、このように、セカンドスクールでの「学び」が学校での学習へもつながっていっていることを感じたと報告を受けました。凄い子どもたちです。