星 今夜は十五夜!中秋の名月が見れるといいですね。

玄関ホールにススキが飾られました。特別支援学級の子どもたちが、自立活動の時間に「お月見だんご」づくりを体験しました。お月見の雰囲気が漂っています。

    

~十五夜を迎えるにあたり~
 昔は、中秋の名月の日だけは、他人の畑の芋を盗んで良いという風習がありました。他人の畑の芋を、盗めるだけ盗む!というものではなく、道から片足だけ踏み込んだ範囲で・・という暗黙の約束があったそうです。芋を盗まれても「お月様が持って行ってくださった」ということで縁起が良く、盗まれた畑は豊作になるとも言われていました。そのうち、畑の芋がお月様のお供え物であるお団子へ変化し、お団子を盗まれたら縁起が良い、農作物が豊作になると言われるようになり、子どもたちは月の使者と考えられていたことが結びついて「お月見どろぼう」という風習ができあがったと言われています。
 そんな風習の残る地区が本校学区内にもあると聞いています。先週より、保護者、地域の皆様より「今年は、お月見泥棒をやるのですか?」という電話をいただいています。お話を伺わせていただくと、「コロナの問題がある中で、例年通りに行うのか。縮小されるのか。」とか、「子どもたちへ配るお菓子の準備をする都合があるので・・・」とか、どれも子どもたちへの「温かい心」を感じられるものばかりでした。子どもたちのことをお考えいただき、ありがとうございます。

 お問い合わせをいただいた皆様には、お話をさせていただいておりますが、学校として実施の有無判断は例年おこなっておりません。地域の伝統行事ですので、各ご家庭での判断でお願いします。ただ、例年注意をお願いしていますが、県道、村道共に、交通量が多い場所もあります。くれぐれも、飛び出し、斜め横断等をすることなく安全に気をつけてと願います。また、今年は、新型コロナウイルス感染症防止のためのマスク着用等にも心がけていただければ幸いです。ご理解のほど、よろしくお願いいたします。