キラキラ 本物に触れる ~能楽鑑賞教室~

 本日、本校講堂において、公益社団法人 銕仙会の皆様に来校いただき、能楽鑑賞教室を開催しました。能楽(能・狂言)は、600年以上演じ継がれてきた日本が世界に誇る舞台芸術です。今回は6年生の教科書にも出ている狂言「柿山伏」をはじめに鑑賞しました。柿を食べる仕草や、動物の鳴き声の真似など狂言独特の表現を子どもたちは味わうことができました。その後、能楽についての説明を受け、狂言においての「笑うこと」「泣くこと」の表現の仕方や、動物の鳴き声の表現の仕方を学びました。休憩後には能の名作である「敦盛(あつもり)」を鑑賞しました。十六才の若さで戦(いくさ)により命を落とした武将 平敦盛(たいらのあつもり)の生き様を描いた物語です。能の終盤では全校生で「附祝言(つけしゅうげん)」という謡(うたい)を全校生大きな声で一緒に謡いました。能や狂言が終わったあとの質問コーナーでは、子どもたちが狂言師の方に積極的に質問する姿が見られました。